2017 バレエ ピーターラビット™と仲間たち & レ・パティヌール Fruits de la passion~パッションフルーツ
会場・日程
- [東京]
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Bunkamuraオーチャードホール
3月15日(水)・3月16日(木)・3月17日(金)・3月18日(土)・3月19日(日)・3月20日(月・祝)
主催
- [東京]
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TBS
特別協賛
芸術監督・熊川哲也が贈る英国バレエの傑作2作品、同時上演!
英国ロイヤル・バレエ団が誇る門外不出の超人気作が、Kバレエカンパニーにより初めて海を渡って来たのは2009年。ビアトリクス・ポター™の名作絵本『ピーターラビットのおはなし』を大振付家アシュトンが1幕バレエに仕立てたこの異色の作品は、日本でも世代を超えた観客を瞬く間に魅了し、その後の2011年の上演でも絶賛を博した。
絵本の世界からそのまま抜け出したかのような精巧な着ぐるみをまとったダンサーたちが動物の特徴を巧みにとらえたコミカルな動きで目を楽しませたかと思えばソロにパ・ド・ドゥ、ジャンプにピルエットと、驚くべき華麗さで妙技の数々を繰り広げる――
なんとも不思議なその世界は一度観たら忘れられない楽しさと感動に満ちている。
それぞれのキャラクターを一体誰が踊っているのか、舞台を観ながらそんな想像をするのも楽しみ方の一つだろう。
Kバレエ カンパニーならではの個性豊かなダンサーたちが織りなす愛らしくも夢にあふれた 極上の“英国流メルヘン”、6年ぶりの上陸に胸が高鳴る!
アシュトン初期の代表作『レ・パティヌール~スケートをする人々~』は その名のとおり氷上でスケートに興じる若者たちを描くユニークな趣向が愉しい名品。クラシック・バレエの技巧を駆使した多彩にして高度な振付が次々と展開し、 美しさ、優雅さ、華やかさ、ダイナミックさといったバレエのあらゆる魅力を堪能させてくれる。
アシュトン作品の上演において世界的評価を誇ってきたKバレエ カンパニーでの 満を持しての初演となる今回は、3種の豪華キャストを実現!
ロマンティックなデュエットで魅せるホワイトカップルの中村祥子&宮尾俊太郎らをはじめ、英国ロイヤル・バレエ団時代の熊川哲也が観客を狂喜させた当たり役の一つであり、作品中、最も鮮やかなテクニックの見せ場ともなるブルーボーイを受け継ぐ 酒匂麗、篠宮佑一、山本雅也というフレッシュな顔ぶれの競演にも注目を!
日程 Schedule
[東京]Bunkamuraオーチャードホール
- 開場時間
- 開演30分前
- 3月15日(水)18:30
- 3月16日(木)14:00
- 3月16日(木)18:30
- 3月17日(金)14:00
- 3月18日(土)12:30
- 3月18日(土)16:30
- 3月19日(日)12:30
- 3月20日(月・祝)13:00
- 上演時間
- 『レ・パティヌール』 25分 休憩 20分 『パッションフルーツ』 8分 休憩 25分 『ピーターラビットと仲間たち』 60分 全上演時間(休憩込み) 2時間33分
キャスト Cast
日程別キャスト
管弦楽
Theater Orchestra Tokyo
シアター オーケストラ トウキョウ
ストーリー Story
バレエ ピーターラビットと仲間たち
『ティギーおばさんのおはなし』
はりねずみのティギーおばさんは、 親切で腕ききの洗濯やさん。森の動物たちの洗濯ものやアイロンかけ、 配達を一手に引き受けている。
『あひるのジマイマのおはなし』
<あひるのジマイマは信じやすいうっかり者。誰にも邪魔されずに自分のたまごをかえすための場所を探して外に出る。森で出会ったのは立派な身なりをしたきつねの紳士。 彼の夏の住まいで巣を作るように勧められたジマイマは、悪だくみに気づかず、そこでたまごを生むことにしてしまう。
『こぶたのピグリン・ブランドのおはなし』
賢く勇敢なこぶたのピグリン・ブランドは、農場で働くため、兄弟のアレクサンダーとともに、お母さんぶたのペティトーおばさんのもとを離れて旅に出る。旅の途中でパイパーソンさんにつかまってしまうが、そこでかわいい黒ぶたの少女ピグウィグと出会い、手に手を取って一緒に逃げ出す。
『ジェレミー・フィッシャーどんの おはなし』
かえるのジェレミー・フィッシャーどんは、池のほとりの小さな家で 優雅なひとり住まいをしている紳士。ある雨の日に、意気揚々と釣りに出かけたフィッシャーどんは、獲物を捕るどころか、トゲウオに刺されたり、マスに食べられそうになったりと 散々な目にあってしまう。
『2ひきのわるいねずみのおはなし』
トム・サムとハンカ・マンカは、はつかねずみの夫婦。人形たちが留守の間に、きれいな人形の家にしのびこんでテーブルの上のごちそうをねらうが、ハムも魚も土でできたにせものでがっかり。怒ったふたりは、思いつくかぎりのいたずらをして、家の中を散らかしてしまう。
『りすのナトキンのおはなし』
生意気で、他人のことなどおかまいなし、礼儀知らずの向こう見ず、それがりすのナトキン。トインクルベリという兄や大勢のいとこたちがいる。仲間たちが恐れるふくろうのブラウンじいさまにたびたびいたずらを仕掛けるナトキンは、ついには罰を受けてしっぽをちぎられてしまう。
レ・パティヌール~スケートをする人々~
寒い季節。雪がちらつき、湖は凍っている。フレデリック・アシュトンのバレエ『レ・パティヌール』の幕が上がると、そこに現れるのは魔法のような冬の世界だ。白い格子状のアーチにランプが吊るされた瀟洒な美術に囲まれて、ダンサーたちが楽しげに、優雅に氷上を舞っている。
『レ・パティヌール』は、きらきら光る宝石箱のような1幕バレエである。次々に披露されるディヴェルティスマンにはウィットやロマンスが散りばめられ、時には“氷”の上で“ツルッと”転んでしまう場面もあったりして、観客の笑いを誘う。快活な若者の象徴のようなブルーボーイが、危険などものともせずに宙に身を投げ出す。
アシュトンが本作を英国ロイヤル・バレエ団の前身にあたるヴィック=ウェルズ・バレエ団に創作したのは1937年だが、それからほとんど変更を加えられていない。というのも、本当に忘れがたい情景がそこにあるからだ。ヴィクトリア朝のクリスマスカードのような美しさと古き良き時代への郷愁。温かみのある青、茶、赤、白の洒落た衣裳はウィリアム・チャペル、ダンスを彩る軽妙な音楽はジャコモ・マイヤベーア(編曲コンスタント・ランバート)である。
これは礼儀正しい若者たちが、競争したり恋をしたりする楽しいバレエだ。魅力の一つは、群舞やデュエット、トリオが幾何学的な連携を保ちながら、躍動感あふれるダンスを展開するところ。頭、肩、首の位置などに厳密な美しさを要求するアシュトン・スタイルの振付が、この作品でも存分に生かされている。
もう一つの魅力は、随所に盛り込まれた華やいだ妙技である。スケートのテクニックを巧みに取り入れた振付で、どうだと言わんばかりに腕比べをする若者たち。流れるようなパ・ド・ドゥをロマンティックに踊るホワイトカップル。そして命知らずのブルーボーイの超絶技巧が、ほかのすべてを圧倒する。幕が降りていく間も、舞台の中央でいつ果てるともなくピルエットを続けている彼――私の脳裡には、永遠に回転し続けているかのような熊川哲也のブルーボーイが、まだありありと残っている。
この冬のバレエは、ぴんと張り詰めた寒さを喚起させるのに、劇場を離れる時の人々の心は、その楽しさと華やぎに照らされて、すっかり暖められているのである。
チケット情報 Tickets
料金
一般販売開始 2017年1月15日(日)
席 | S席 | A席 | B席 | C席 |
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料金(税込) | ¥15,000 | ¥11,000 | ¥8,000 | ¥6,000 |
チケット取り扱い
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チケットスペース
03-3234-9999
お問い合わせ
チケットスペース 03-3234-9999
注意事項
- 掲載キャスト予定は2016年12月9日現在のものです。出演者の病気や怪我など、やむを得ない事情により変更となる場合があります。最新のキャスト情報は当ウェブサイトにてご確認下さい。なお、公演中止の場合を除き、実施する全ての公演に関して主演者をはじめとするキャスト変更に伴うチケット代金の払い戻し、公演日や券種の変更はお受けできませんので、あらかじめご了承ください。公演中止の場合の旅費、チケット送料等の補償はいたしかねます。演出上、開演後の入場は制限させていただく場合があります。上演順は都合により変更となる場合がございます。5歳以上の入場可。但しお席が必要です。(4歳以下入場不可。)