
蔵川 瑠美
ゲストコンサートミストレス
広島交響楽団コンサートマスター
大阪府大阪市出身。
東京藝術大学附属音楽高校、東京藝術大学卒業。在学中モーニングコンサートにて芸大フィルハーモニアと共演。東京藝術大学院在学中の2009年、22歳で日本センチュリー交響楽団にアシスタントコンサートマスターとして入団。2011年NHK FM放送『名曲リサイタル』に出演。
2012年アフィニス音楽祭参加。
2014年広島交響楽団のオーディションに合格し、過去最年少でコンサートマスターに就任。
第363回広島交響楽団定期演奏会にソリストとして出演。秋山和慶氏指揮、コリリアーノ作曲『シャコンヌ』を演奏。
公益財団法人アフィニス文化財団による2018年度海外研修員としてドイツに渡り、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団コンサートマスターのヘンリック・ホッホシルト氏の元で研鑽を積む。
帰国後、留学中の体験談やコンサートマスターとしての日常を書いたエッセイが中国新聞の連載コラム「緑地帯」に8回に渡り掲載され話題となる。
2019年〜2020年広島文化学園大学非常勤講師を務める。
2021年よりあおによし音楽コンクールの審査員を務める。
2025年カナダ大使館オスカー・ピーターソンシアターで行われた日加友好演奏会Canada-Japan Friendship Concertに出演。国立カナダナショナル管弦楽団の首席奏者と共演。
東京でのリサイタルの他、地元大阪では室内楽を学ぶセミナ「Otonowa Concert」シリーズを積極的に企画開催している。
広島交響楽団をはじめ各地のオーケストラにゲスト出演をする傍ら、後進やアマチュアオーケストラの指導にも力を入れている。
私生活においては一児の母。
これまでに若林暢、岡山潔、ジェラール・プーレ、松原勝也、田野倉雅秋の各氏に師事。
使用楽器は1769年製作 Joseph Gagliano。