K-BALLET TOKYOでは、これまで“作品力”と“芸術性”を何より大切にし、歴史を紡いでまいりました。
特に熊川哲也が創造してきたオリジナル・バレエの数々は、そのスケールの大きさと発表のスピードにおいて世界的にも異例であり、国内外から高い関心を寄せていただいており、ありがたいことに、海外のダンサーの皆さまからも「作品を踊りたい」というお声を多く頂戴しております。
2026年シーズンからは、その創造のフィールドをより広く、より自由に、そして世界へと開いていくべく、作品に最適なダンサーを国籍を問わずボーダレスにキャスティングしていく新たな政策を進めてまいります。
この取り組みにより、熊川哲也の作品、そしてK-BALLETという世界が、さらにダイナミックに、そして多様な個性をまとって進化するだけでなく、総監督・熊川哲也が掲げる「多様な経験を得られる環境のなかで、切磋琢磨し成長する」というダンサーの理想的な在り方を体現することにもつながると考えております。
また、この試みによって、より多くの公演機会を創出し、観客の皆さまへ多彩な舞台をお届けするとともに、世界中の才能が集い、所属ダンサーの豊かな経験にもつながる “創造のハブ” としての役割を果たしていきたいと考えております。
まず先駆けとして、『パリの炎』では世界的に活躍するダンサーにも出演いただく予定です。宮尾俊太郎が世界的にも稀有な本演目を発表するこの機会を、最高のキャスティングでお届けできると自負しております。
2026–2027年シーズンの演目およびシーズン・プリンシパルにつきましても、決定次第あらためてお知らせいたします。
変化を恐れず、常に創造し続けるK-BALLET TOKYOに、今後ともどうぞご期待ください。
K-BALLET TOKYO