プレ・プロフェッショナルコース会員規約

株式会社 K-BALLET(以下「当社」という。)は、「K-BALLETプレ・プロフェッショナルコース」(以下「本コース」という。)に関し、以下のとおり所属する者が遵守すべき会員規約(以下、「本規約」という。)を定める。

第1条〈ユーザー登録及びユーザーID及びパスワードの管理)

  1. 当社は、本コースに入会した者(以下「生徒」という)に対し、ユーザーID及びパスワードを発行する。
  2. 生徒は、自己の責任において、本サービスに関するパスワード及びユーザーID を適切に管理及び保管するものとし、これを第三者に利用させ、または貸与、譲渡、名義変更、売買等をしてはならない。
  3. パスワードまたはユーザーID の管理不十分、使用上の過誤、第三者の使用等によって生じた損害に関する責任は生徒が負うものとし、当社は一切の責任を負わない。

第2条〈運営管理会社〉

本コース運営管理は、当社が行う。

第3条〈入会等〉

  1. 本コースへの入会を希望する者は、次条に定める入会資格その他の当社が定める基準をクリアして合格者通知を受け取り、期限までに入学の意思を示すことで、生徒としての地位を取得する。
  2. 前項に定める合格者通知を受領した場合でも、当社所定の期日までに入学の意思を示すことがない場合は、合格者としての資格を喪失する。

第4条〈入会資格〉

入会資格を有するのは、以下に定める条件を全て満たす者とする。

  1. 健康状態に異常がなく、医師から運動を禁止されていないこと
  2. 本コースの趣旨に賛同し、会員規約、その他の規則を遵守できる者であること
  3. 原則19歳から24歳のプロフェッショナル・ダンサー/指導者を目指すものであること
  4. 未成年の場合、入会について保護者の同意を得ていること
  5. 第5条に該当しない者であること
  6. その他、当社が定めた入学試験への合格その他の当社が定める条件に適合する者であること

第5条〈欠格事由〉

次の各号に該当する者は生徒としての資格を有しない。

  1. 第15条第1項に該当する者
  2. 刺青のある者
  3. 伝染病等、他の生徒や教師、スタッフに伝染または感染する恐れのある疾病を有する者
  4. 一時的な筋肉の痙攣や、意識喪失などの症状の恐れがある疾病を有する者
  5. その他、当社が不適当と認める者

第6条〈受講料〉

  1. 受講料は、在籍者の理由による返金は原則的に行わない。
  2. 生徒は、入会申込手続き後、当社所定の受講料を支払うものとする。
  3. 前項に定める受講料は、月額受講料を当社が定める方法で納める。また、当社はカリキュラムの変更、スケジュールの変更等に伴い受講料等の金額を変更することがある。
  4. イベントやパフォーマンスを開催する場合は、当社は事前に告知をした上で別途参加費の支払請求を行うものとし、参加希望の生徒はそれに応じて納める。
  5. 特別レッスン・自由参加の講習会、コンクール等その費用が受講料に含まれず別途掛かる場合は事前に告知をし、別途支払請求が行われるので、それに応じて納める。
  6. 本コースにおけるクラスは、当社が設ける「K-BALLET ACADEMY」又は「K-BALLET TOKYO」の各スクールで実施するクラスのうち当社が指定するものにより構成される。本コースにおけるレッスンには、本規約が適用されるほか、「K-BALLET ACADEMY」又は「K-BALLET TOKYO」の各スクールで実施するクラスについてはそれぞれの規約が適用される。

第7条〈在籍・進級等〉

  1. 在籍期日は、原則として24歳を迎えた年度のシーズンまでとする。但し教師の判断により、24歳を迎えた後も在籍が認められる場合がある。
  2. 在籍生徒には IDカードが発行される。IDカードは、所有生徒の本コース在籍を証明する身分証であり、かつスタジオ入館の際に扉のセキュリティロックを解除するカードキーでもあるため、紛失・破損のないよう取り扱いには十分に注意すること。IDカードを紛失・破損した場合は速やかに受付に報告し、カードの利用停止と再発行の手続きを求めること(再発行には当社が定める再発行手数料が必要)。退会する場合は、IDカードを必ず返却すること(紛失などで返却が困難な場合は当社が定める手数料を支払うこと)。
  3. 在籍は入会手続完了後の当社が指定する日より、退会届を提出するまで継続する。但し、年齢制限により在籍不可となった場合又は退籍となった場合はこの限りではない。
  4. 他のバレエ団、スクール等との重複所属は不可とする。
  5. 本コース、及びK-BALLET ACADEMY、K-BALLET TOKYOのルールや規律等に違反した場合、風紀・秩序を乱した場合、本コース、及びK-BALLET ACADEMY、K-BALLET TOKYOのイメージを損なう発言や行動をした場合は、在籍不可となる
  6. 外部の公演や発表会への参加、外部でのバレエ指導業務は、事前に外部出演申請書を提出し、承認を受ける必要がある。
  7. そのほかの外部でのバレエ活動(レッスン受講、講習会、オープンクラス受講、コンクール参加、オーディション等、高等学校等のバレエ科も含む)を希望する場合は必ず事前に当社に申し出ること。

第8条〈欠席・遅刻・早退・休会〉

  1. 欠席・遅刻・早退の場合はクラス開始時刻 20分前までに当社(担当教師及び受付)に所定の方法で連絡を入れる。遅刻での受講は怪我の原因となりかねないので原則的に禁止とする。但し、教師の判断により途中参加を可能とする場合はこの限りではない。
  2. 交通機関などのストライキが実施された場合、災害時等に交通機関が停止した場合、及びその他の事情により当社が通学を危険と判断する場合は事前に連絡をし、休校とすることがある。
  3. 生徒が同じ理由により長期欠席をする場合は、診断書等を提出し、在籍保留の手続きを行う。在籍保留の期間も受講料は免除しない。
  4. 1ヶ月以上の無断欠席、または受講料の全部又は一部を2ヶ月以上滞納した者は退籍とする。この間の受講料については免除しない。
  5. 欠席日数が、本コースでひと月あたりに指定するレッスン回数の 4分の1を超えた場合、退籍となる可能性がある。遅刻・早退についても限度を超える場合はコース継続不可の対象とする。
  6. K-BALLET TOKYO の公演、もしくはスクールに関する公演観劇のためにスクールを欠席する場合は公休扱いとする。なお、観劇を希望する場合は事前に当社(担当教師)に連絡をすること。

第9条〈クラス設定及びレッスン〉

  1. K-BALLET ACADEMYでのレッスンは 1年間を 3タームに分けてカリキュラムを組み、原則として祝祭日及びスクールが特別に定める日を休校日とする。冬休み、春休み、夏休み等はその都度期間を連絡する。
  2. K-BALLET ACADEMYでのレッスンは、選択できるクラスを当社が提示する。受講クラスに関しては年齢・レベル等を考慮して当社が指示するクラスに所属しなければならない。
  3. 生徒は、受講を選択したクラス、あらかじめ受講を指定されたクラスのレッスンは全て受講する事を原則とする。
  4. コンクール用の個人レッスンは教師の判断により選抜された生徒のみ受講を許可するものとする。
  5. 生徒へは、年1回以上、教師より面談の機会が設けられる。
  6. クラス設定や進行状況に対してはスクールの方針に従い、担当教師他スクールの教師を信頼し、全ての権限を当社およびスクール教師に委任すること。

第10条〈服装と更衣室の使い方について〉

  1. K-BALLET ACADEMYにおけるレッスン中の服装は以下のとおりとする。

    女子
    ピンク系タイツ、指定のレオタード(スクールでのみ販売)、指定のバレエシューズ、ポワントシューズ(該当者のみ)、その他スクールより指定されたもの。
    所属クラスにより、色の指定があるため、申込書を確認した上で購入すること。
    髪は、前髪もあわせてシニヨンにまとめること。極端な染髪・化粧は禁止する。

    男子
    指定のレオタード、指定のタイツ、黒の革ベルト、指定のバレエシューズ、その他スクールより指定されたもの。
    髪は清潔感且つクラシックに適した髪型をする。目に前髪が接触しないよう額(おでこ)がしっかりと見えるように髪型を整える。極端な染髪は禁止する。

    男女共通
    K-BALLET ACADEMYのイベントなどに参加する際、上着を着用する場合は指定のものを着用すること。
  2. K-BALLET ACADEMYでのレッスン中はピアス・イヤリング、時計、レッグウォーマー等の付属品を身に付けることを禁止する。常に清潔感のあるきちんとした身だしなみを心掛けること。
  3. プロのバレエダンサーを志すものとしての体型維持に努めること。本コースの生徒として相応しくないと判断した場合は在籍継続不可とする。
  4. 貴重品はクラスの行われるスタジオに持ち込み自己管理する。万一、盗難・紛失・破損等の事故が発生した場合においても、本スタジオでは損害賠償等の責任は負わない。

第11条〈レッスン等に関するその他の事項〉

  1. 当社が必要と認めた場合、クラススケジュール、会員規約、その他本コースが定める規則の策定及び改定を行うことができ、これらの規則等は、左記の名称が付されているか否かにかかわらず、その適用対象となる者に対して、本規約の一部としてこれと同様の拘束力を有するものとする。
  2. 生徒の本コースへの行き帰りの事故等は、生徒本人の責任によるものとする。また、生徒が未成年者の場合は生徒本人ないしは保護者の責任によるものとする。
  3. 災害時、緊急時には本コーススタッフの指示に従い行動する。
  4. 万一、受講中に傷病が発生した場合、応急の処置は行うが、その後の処置は、原則的として生徒本人の責任により対処する。
  5. 住所、緊急連絡先が変更となった際は、速やかに会員専用 Webページで変更手続きをすること。尚、届出が遅れたことによるお知らせ等の送付物の遅れ等に関しては、スタジオはその責を負わない。
  6. 年末年始他、本コース側の都合によりスタジオを休館する場合は、事前に当社が定める方法により告知する。
  7. K-BALLET ACADEMYや本コースの生徒が対象となるパフォーマンスなどの全てのイベントの生徒の配役(キャスティング)は当社が決定する。当社は、生徒及び保護者からのキャスティングに関する質問、苦情などについて、一切受け付ける義務を負わない。
  8. 本コースでのレッスンでは、バレエに必要な筋肉の使い方を正しく説明する為、バレエ教師などアーティスティック・スタッフが生徒の頭、上下半身、手足などの身体に触れレッスンを行う。アーティスティック・スタッフからの身体への接触を拒む生徒はレッスンの参加を禁止とし、参加を禁止されたレッスンについては欠席扱いとする。
  9. スタジオ内及びクラスにおいては、担当教師の指示に従い礼儀正しく熱意を持ってバレエ技術向上に努める。スタジオ内での私語は慎む。身の回りの整理整頓、スタジオ内の美化に協力する。
  10. 施設内での録音・写真撮影・ビデオ撮影等は禁止する。但し、スタジオの許可を得ている場合はこの限りではない。またスタジオで得た情報を SNSなどに公開することを禁止する。
  11. 生徒及び保護者は、当社が撮影したレッスン風景、パフォーマンス等の映像、写真等は当社が運用する SNS 等に使用することにつき同意する。
  12. スタジオ内における怪我及び設備破損等の予期せぬ事態、行き帰りにおける怪我及び事故に備えた保険に加入することに同意し受講料とは別に保険料を支払う(毎年3月に更新)。
  13. 天災地変、感染症、法令の制定改廃、行政指導、社会情勢、経済状況の著しい変化、その他やむをえない事由が発生した場合に、本コースは施設の全部もしくは一部を閉鎖・廃止、または、レッスンを制限、変更することが出来る。
  14. 前記の内容によりスタジオが閉鎖された場合、当社は全ての生徒との契約を解除できるものとし、生徒及び保護者は、これに対して損害賠償請求などいかなる請求も行わない。
  15. 当社は、上記規約を守らなかった者、バレエに対する熱意がないとみなされた者等生徒として相応しくないと判断した者を退籍とすることができる

第12条〈禁止行為〉

生徒又はその保護者は以下の各号に記載した行為を行ってはならない。

  1. クラス中の私語および他の生徒へ迷惑を及ぼす行為、及びそれに対する教師の注意に従わない行為
  2. 他の生徒や教師、ピアニスト、スタッフ、本スクール又は当社を誹謗中傷し、又は身体的虐待を加える行為
  3. 他の生徒、当社又は教師、ピアニスト、スタッフの財産権、プライバシー権又は肖像権、著作権、商標権等の知的財産権を侵害する行為、又はその恐れのある行為
  4. 本スクールの全てのスタッフに対し、口調、会話内容その他の振る舞いにおいて礼儀を失した態度をとる行為
  5. スタジオの運営を妨げる行為、又はその恐れのある行為
  6. 他の生徒や教師、ピアニスト、スタッフを待ち伏せる、後をつける、みだりに話しかける等のストーカー的行為
  7. 正当な理由なく面談、電話、手紙、メール、SNS、その他の方法で他の生徒や教師、ピアニスト、スタッフに迷惑を及ぼす行為
  8. 大声、奇声を発する、他の生徒や教師、ピアニスト、スタッフの行く手を塞ぐ等の威嚇行為や迷惑行為
  9. スタジオでの物品販売や営業行為、金銭の貸借、勧誘行為、政治活動、署名活動
  10. 施設内および周辺での喫煙
  11. 医師から運動を制限されているにもかかわらず受講する行為
  12. 許可なく施設内を撮影、録音する行為
  13. スタジオ内の秩序を乱す行為

第13条〈生徒資格の喪失〉

  1. 生徒が次の号のいずれかに該当した場合には、当然にその資格を失うものとする。
    1. 死亡した時
    2. 第5条に定める欠格事由に該当するに至ったとき
    3. 前条に定める禁止行為を行ったとき
    4. 本規約に従い、在籍不可又は退籍となったとき
    5. 生徒本人の怪我の危険性や成長に悪影響を及ぼす可能性、また他生徒へ危害が及ぶ可能性などの理由があると当社が判断し、生徒に対し退学勧告の通知を行った時から1ヶ月が経過したとき(学期が終了しているか否かを問わない。)
    6. その他本規約を守らなかったとき
  2. 生徒が年度の途中で生徒資格を喪失した場合、当社は、当該生徒の当該年度の生徒資格を喪失した月の翌月以降の受講料を免除する。

第14条〈規約の改定〉

本規約は、当社の判断により随時改定・変更できるものとする。その諸則についても同様とし、その効力は全生徒に及ぶものとする。

第15条〈反社会的勢力の排除〉

  1. 生徒又はその保護者は、当社に対し、次の各号の事項を確約する。
    1. 自らが反社会的勢力ではなく、将来においても反社会的勢力に該当しないこと。
    2. 反社会的勢力に対して資金を提供し、若しくは便宜を供与する等の関与を行っておらず、又は自己の名義を利用させ、利用契約の締結および履行をするものではないこと。
    3. 自ら又は第三者を利用して、次の行為をしないこと。
      1. 当社又は他の生徒若しくはその保護者に対する脅迫的な言動又は暴力を用いる行為
      2. 偽計又は威力を用いて当社又は他の生徒若しくは保護者の業務を妨害し又は信用を毀損する行為
  2. 当社は、生徒又はその保護者が前項に違反した場合、何らの催告なくその生徒の資格を剥奪することができる。この場合、当社は、その資格の剥奪により当該生徒又はその保護者に生じた損害を賠償する義務を負わない。

第16条〈分離可能性〉

本規約のいずれかの条項又はその一部が消費者契約法その他の法令等により無効又は執行不能と判断された場合であっても、本規約の残りの規定及び一部が無効又は執行不能と判断された場合の残りの部分は、継続して完全に効力を有する。

第17条〈協議〉

本規約の解釈について異議、疑義が生じた場合又は本規約に定めのない事項が生じた場合、当社は生徒又はその保護者との間で誠実に協議し、円満にその解決を図ります。

第18条〈準拠法及び裁判管轄〉

本規約に関する事項については、日本法を準拠法とし、当社又は本規約に起因又は関連して生徒又はその保護者と当社との間に生じた一切の紛争については、東京地方裁判所を第一審の専属的合意管轄裁判所とします。

以上