K-BALLET COMPANY 2021-2022シーズンラインナップ

2021年10月『シンデレラ』

2021年12月『くるみ割り人形』

2022年1月『クラリモンド~死霊の恋~』[世界初演]/『FLOW ROUTE 222』

2022年3月『ロミオとジュリエット』

2022年5月『カルメン』

 

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Kバレエ カンパニーの活動の大半を占める全幕レパートリーは、古典からオリジナルまですべてが独自のプロダクションであり、今やそれは無二の財産となり他と一線を画す我がカンパニーのアイデンティティとして確立されています。バレエ芸術に携わる上で先人の作品を継承し、その価値を守りながら未来へとつなげてゆくことは大切な使命であるのは言うまでもありません。しかしその一方で、 “今この時代”に自国発のオリジナリティあふれる新たな作品を生み育てること、そしてそれを世に問い続けることは極めて重要であり、この日本におけるバレエ文化の発展はそこにかかっているといって過言ではないのです。

偉大な先人たちが築いた古典バレエの伝統を継承しつつ、オリジナル作品によって新たな地平を切り拓く――そのスタンスは、来たる2021-2022シーズンももちろん変わりありません。今期のトピックスとして一つ挙げるならば、来年1月公演では、2018年に小品として発表した私自身の演出・振付による『死霊の恋』を全編版として創作し、世界初演を迎える予定です。小品初演時に絶大な評価を得た手応えという以上に、もともと着想を得たゴーティエの同名短編小説にはインスピレーションを掻き立てる魅力的な要素が数々あり、いずれは全編版をというかねてからの展望がありました。また新たな形で作品の進化に挑むこの公演を、ぜひ楽しみにしていただければと思います。

K-BALLET COMPANY 芸術監督 熊川哲也