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移籍のお知らせ

皆さん、こんにちは。
突然のニュースなのですが、私は今シーズン11月から
ハンガリーのブタペストにあるカンパニーに移籍することになりました。

昨シーズン、ベルリン国立バレエ団のシーズンが終わる6月に
ハンガリー国立バレエ団の監督タマシュ・ソリモジ(Tamás Solymosi)から連絡があり、
興味があればぜひ、来シーズンの9月から私に
ハンガリー国立バレエ団(Hungarian National Ballet)のプリンシパルとして来て
踊ってほしいというオファーを頂きました。 
タマシュは元ダンサーであり、ウィーンで踊っていた頃にゲスト・ダンサーとして来てくれて
一緒に踊ったり、プライベートでのガラ公演で一緒になったりしていたので、
お互いの事はダンサーとしても知っていました。

でも、急な話でブタペストという街にも行ったことがなかったし、
バレエ団に関してもあまり知るところがなく、
それに今シーズンは、なんといってもマラホフ最後のシーズンでもあるので、
彼と最後まで一緒に舞台を踏みたいという気持ちも大きかったです。
なので、ベルリンに残ろうという思いもあったのですが
ダンサーとしていろいろなキャリアを積みたいし、
もっといろんな舞台、作品、振付家やダンサーとも出会いたいという気持ちもあり、
実際に一度、ブタペストに行ってみました。
そして、監督であるタマシュと直接話をする中で、
彼が新しくハンガリー国立バレエ団の監督となってまだ2年で、
これからこのバレエ団をもっともっと大きく成長させていきたいという気持ちで
私に声をかけてくれたことが伝わってきました。

バレエ団のレパートリーはタマシュの意向でクラシックがとても多く、
ネオ・クラシックやモダン、それから有名な作品もあり、盛りだくさんでした。
舞台回数も多くて、ここまでいろんなジャンルの作品を
上演しているバレエ団も珍しいと思いました。
劇場もとても素敵で、ウィーンの劇場に少し似た感じがあり懐かしく思いました。

突然のオファーで、すぐに返事をしなければいけない状況に、とても悩んだのですが
マラホフにも相談をし、彼は「ダンサーとしてキャリアを積むのに迷う事はない。
踊りたい作品がある場所で、踊る事がダンサーにとって幸せなことだから、
チャンスが訪れたのなら挑戦するべきだ」と、言ってくれ、
「ダンサーとして一番良い時期に自ら進んで挑戦して行く事が、
もっとも大きな成長となる。僕もそうだった」とも話してくれました。

タマシュには1年待ってもらって、再度よく考えたうえでオファーを受けるのでも
よいかとも思ったのですが、ダンサーにとっては1年1年が大事で、
今オファーを受けなければ、他のダンサーがその場所に入ってしまうかもしれない。
そして、たくさんのダンサーがいる中でタマシュは私に声をかけてくれた
というチャンスを受けたいと思いました。

私生活でもパートナーであるビスラフとも話し合って、
彼も「SHOKOにとってまた新たな挑戦だから進むべきだ。
ダンサーは、いつも新たなことを吸収し成長していくべきだ」と、言ってくれました。
家族3人でハンガリー国立バレエ団の本拠地であるブタペストへと移りますが、
ビスラフはこの1年はベルリンでの舞台があるので行ったり来たりになってしまいます。
でも飛行機で1時間だし、ベルリン国立バレエ団はゲストとしても
私とコンタクトを取り続けたいと言ってくれているので、
私も行ったり、来たりすることになるかもしれません。

11月からブタペストで踊る事になりますが、『くるみ割り人形』や『エチュード』、
そして踊りたいと願っていた『オネーギン』のタチアナも踊ることが決まっています。
ベルリンのバレエ団を離れるのはすごく寂しいし、
バレエ団の仲間たちにも「SHOKO行かないで。。。」と言われ、
家族から離れるようで辛いですが、みんなの耳にも届くぐらいに
ハンガリー国立バレエ団を盛り上げていけたらいいなと思っています!!!!!

9月はオープニング・ガラ、10月は『白鳥の湖』、ナチョ・ドゥアトの作品、『カラバッチョ』と
まだまだベルリンで舞台続きですが、最後までバレエ団のみんなと楽しんで
舞台に立ちたいと思います!!!!!

もし機会がありましたら、ベルリンそして新たな地
ブタペストの舞台を観にいらして下さい!!!