2010 /06 / 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

« ネパールより帰還…@札幌 | TOP | 盛岡より。 »

アルブレヒト デビュ〜★^^

先日劇場まで足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました。皆様の温かい拍手に元気をもらい無事に初役を演じ切る事が出来ました。

皆さんそれぞれどうでしたか?きっと見ている人それぞれ、その時々の気分や抱えてる悩みだったりでこの作品は感じ方が違うかもしれませんね。少しでもみなさんの心に届いて「荒井祐子さんのジゼル」と「僕のアルブレヒト」が描き出した世界で感動していただけたなら幸いです。


プログラムにも少し出てましたが僕にとってアルブレヒトという役柄はもっと年配の方がされるものだと・・・30代後半から40代前半ぐらいの方達の事。
それはきっと僕が今まで見てきた方達がそういった年齢の方達だったからでしょうね(笑)

リハーサルが始まった当初は振り付けもスムーズに進んでまだまだ時間が一杯残ってる状態だったんですが・・・実はここから悩める日々が続いて^^;;;
普段はどちらかというと踊りながら役に入っていくという感じなのに、アルブレヒトに関しては特に2幕!!の登場シーン。
百合を持って静かに歩いて出てくるんですが・・・音が鳴って既に歩き出してる自分がアルブレヒトになりきれてない事に戸惑いを感じました。
その時色々考えました!「お客さんは1幕を見て休憩をはさんでこのシーンを見る・・・」「自分だったらどういうアルブレヒトを期待するだろう?・・・」「彼は何を考え何を求めてあの場所に行ったのか・・・」「その時の彼の心情は・・・?」

その日から僕は2幕の前は気持ちから役に入っていこうと決めてリハーサルしました。
1幕の純粋なジゼルへの愛。そのジゼルとの短かったけど楽しかった時間。
そして自分が身分を偽ったことで犠牲にしてしまった愛しいジゼルへの後悔。
その全てをしっかり思い返すことでようやくアルブレヒトに・・・!

パートナーの祐子さんはベテランダンサーですし、これまでも一緒に踊らせていただいてその全てがいい舞台でした。今回はいつも以上にお互いの持ってる役柄に対しての思いをしっかりディスカッションして動作の合間の仕草とか、雰囲気とか、ドラマ性、パートナーシップの細部に至るまで話しました。
彼女が抱いていたジゼル像がとても愛らしくて・・・^^。
そのジゼルが舞台でしっかり生きるようにと心掛けました。

本番の感想はと言うと・・・実は舞台に夢中だったせいかあまり記憶が・・・・(笑)
というか、言葉に表せるような感覚ではなかったですね・・・あっという間に過ぎてしまったという感じ・・・。
僕自身祐子さんのジゼルの世界に吸い込まれてたのかも???

強いて言えば1幕の終わり際にヒラリオンに剣を持って向かっていく時、ウィルフリードが僕を止めた時に彼の衣装に左手の親指がひっかかって筋が伸びた激痛は覚えています!!(笑)
その後ちょっと腫れてきて握る力も弱くなったからその後の2幕のリフトはちょっと緊張しました^0^;;


アルブレヒトとはこれからも長い付き合いになっていきそうです。僕自身が変わっていくようにきっとアルブレヒトも変わっていくんでしょうね。
僕自身再演を楽しみにしてます!
その時はぜひまた劇場でお会いしましょうね。^^

P1010041.JPG


 
Copyright c 2006 K-BALLET COMPANY. All Rights Reserved.